川口市立科学館にて期間限定で行われている、
特別展示
「ころころアドベンチャー」を見てきました。

ボールが転がる仕組みや力学の働きを、ピンボールを通じて分かりやすく学べるとのことで、
筐体の展示だけではなく、パーツの展示も行われています。


フリッパーの構造と、バンパーがボールを弾く仕組みの説明。
このような造りになっているのは知っていましたが、
フィールドをまじまじと眺めても分からないので、パーツ単体で見れるのは貴重ですね。

ピンボールをプレイする上での駆け引きを面白くする存在でありながら、
打ち手にとっては何とも憎き内部パーツ、ティルトです。
内側の金属リングに振り子が当たらない程度に揺らし(ナッジ)をするわけですが、
展示されている例は、かなりキツめに設定されてますねコレw
もちろん、振り子の位置は調整可能です。
紹介したのはほんの一例で、他にもプランジャーやドロップターゲット、
EM機(ドラピン)のチャイムも展示されていました。
また、パーツの展示だけではなく、実際に遊ぶこともできます。
受付の係員さんからメダルをもらいましょう。

Space Mission(Williams/1976)
Pirates of the Caribbean(Stern/2006)
EM機とSS機、新旧ピンボールを遊び比べてみましょう。
電源は入っていませんでしたが、展示用としてこちらの2台も。

Spider-Man(Stern/2007)
Jacks Open(Gottlieb/1977)
こちらは館長からのご挨拶。

フリッパーが付いてからも、州によっては「リプレイ」が規制されていたりと、
ピンボールには様々な歴史があるのですが、
アメリカならではのゲームマシンとして、その文化は今でも根強いですね。
この他にも、ボールの動きのメカニズムを分かりやすく説明しているスペースや、
大きな坂からボールを転がしたりするレクリエーションがあったりと、
大人だけでなく、子供も楽しみながら勉強できるようになっています。
2月15日までの開催、機会があれば是非行ってみてはいかがでしょう。
それでは、今回はこれにて。